焼森山ミツマタ群生地 [おでかけ]

娘と二人で栃木県茂木(もてぎ)の焼森山へ、ミツマタの花を見に出かけました。
春日部から久喜で乗り換えてJR宇都宮駅へ。
JR宇都宮駅からは、ミツマタ開花時期の土日祝のみ運行のシャトルバスを利用して、現地へ。
森閑とした山中を歩いていくと、ミツマタの花が突然現れました。
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前を行く娘。ミツマタのトンネルを進みます。
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杉林の足元が淡いクリーム色とも黄金色ともつかない花で埋め尽くされ、圧巻の幻想的な風景でした。
ミツマタの花はかすかに芳香があり、時折ふわっといい香りが漂います。

なんでも、戦時中物資が不足した際、軍から「和紙の原料となるミツマタを山中に植えろ」というお達しがあり、地元の方たちがせっせと植えたのだそうです。ところが終戦を迎えて「もういいよ」ということになり、そのまま放置され、いつのまにか植えたミツマタが自然に増えて、今のような様子になったのだとか。

素晴らしい景色に感動でしたが、この日は激寒。雪がちらほら降りました・・・。
双眼鏡を持って行ったのに、寒さのせいか、野鳥にはなかなか会えず。
娘は「ミツマタはきれいだけど鳥がいない」とご立腹。

この日、頑張って早起きして、朝7時の電車に乗ったのですが、車内は部活のジャージ姿の中学生・高校生でかなり混み合っていました。弓道部、テニス部、サッカー部。たくさん荷物を担いで、これから学校で練習なのか、どこかへ試合に行くのか。この時間に間に合うように、お母さんは起きてお弁当を作って持たせてるんだろうな・・・すごい。スポーツバックからプリントをはさんだバインダーを出して勉強をしている子もいます。
そして帰りの電車。日も暮れて7時頃になりました。同じ車両に、行きの電車で見かけた子達をまた見かけました。帰りはこの時間なのか・・・。帰って夕ご飯食べてお風呂入って。ヘトヘトでも、勉強もしないとね。
中学生・高校生ライフ恐るべし。娘よ大丈夫か、あと一年後だぞ。
当たり前のことなのかもしれないけど、何だか圧倒されました。


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